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http://hdl.handle.net/11665/3102
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タイトル: | Sara Combilizerによる座位・立位練習が有効であった開心術後肺うっ血続発の1例 |
著者: | 田尻, 健悟 大西, 伸悟 佐藤, 圭路 切田, 学 |
キーワード: | 早期離床 開心術後 術後合併症 リハビリテーション |
発行日: | 2024年8月31日土曜日 |
出版者: | 地方独立行政法人 加古川市民病院機構 |
引用: | 加古川市民病院機構学術誌(2189-1567)13巻 Page32-34(2024.08) |
シリーズ番号/レポート番号: | ;13 |
抄録: | 心臓血管術後の呼吸器合併症は歩行自立の遅延要因となり,在院日数延長やADL・QOLの低下を引き起こすとされている.今回開心術後肺うっ血を呈した70代男性に対し電動式スタンダーSara Combilizer(以下,Sara)を使用し離床を行った結果,ADL低下を起こさず自宅退院することができた.術後ICUにて人工呼吸器管理が行われ,術後1日目に抜管したが,2日目に胸水貯留・肺うっ血を契機とした呼吸不全を呈したので高流量鼻カニューラ酸素療法(以下,HFNC)が行われた.3日目より酸素化が改善したので離床を目的にSara使用下で5-6時間/日の座位・立位練習を実施した.8日目にHFNCから離脱でき,歩行練習を開始した.9日目にICU退室し,13日目に歩行自立となり,17日目に自宅退院となった.Saraの使用により酸素化改善と離床を可能にし,長期化しやすいデコンディショニングを予防できたと考える.(著者抄録) |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/3102 |
ISSN: | 2189-1567 |
出現コレクション: | 13巻 2024年
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